実はオイラはコンプレックスの塊なんです
コドモの頃は虚弱児で、朝礼とかで貧血で倒れるような子だったし
運動音痴だったからスポーツ関連はまるでダメでした。
アレルギーもフルコースででるので常に病気がち
バイオリンを習わされていた事や
小学校から私学に通わされていた事もあり
住んでいる地元のコドモと遊んだ事もありませんでした。
近所の公園で遊んでる子は、家が近所でも所詮は他の学校の子達
一緒に野球をする事なんか無かったし
バイオリンの練習しなきゃいけなかったから
外でカラダを動かすような事自体無かったんです。
それにオイラは生まれつきチビッコだったので
背の順で並ぶと常に1番前
「前ならえ!」って言われるとアタックポジションをとってました。
今でも160cmしかありません。
背が低いとスポーツで有利な事ってまずないんですよね。
生まれつきの虚弱体質に加え、運動音痴
外で遊びにくい生活環境等の要因が全て重なって
コンプレックスは巨大化していく一方
ますますカラダを動かさなくなります。
中学になると、ウチの学校は部活が強制だったので
なにか運動をしなくてはいけません。
嫌々入ったのが剣道部でした。
剣道だったらバスケやバレーみたいに背がハンデにならないんじゃないか?
という、浅知恵による判断です。
でもコレは見事に浅知恵でした。剣道では背は大きなハンデになります。
というか格闘技系は階級制が無い競技では必ず大きい方が有利です。
剣道では背が低いと面がガラ空きになるので
ガードを上げると、今度は胴がガラ空きになります
大きい相手に勝つには、相手が先に動くのを待ち
動いた瞬間にかわしながら小手を打つしか方法が無いんですが
戦法が限られている分、当然相手に読まれます。
鍔迫り合いでも押し負けしてすっ飛ばされてました・・・
ますます運動が嫌いになり、まるで逃げるように音楽に傾倒していきます。
高校になると音楽一本の青春
幸い、嫌々習わされていたバイオリンのおかげで
たいていの弦楽器はスグに弾けるようになります。
音楽に傾倒しすぎてオイラは大学を2年で辞めてしまい
ミュージシャンの道を目指すのですが
小学校から私学に入れてもらったというのに
とんでもない親不孝ですね。
しかしミュージシャン生活
コレが食えない・・・
栄養失調になり体重は47kgでした。
まあその時の話は長くなるので
また別の機会にするとして
運動音痴の虚弱の青年の体重47kgはその後
運動もせずに歳だけ取って、ただのオッサンとなり
体重64kg体脂肪率25%になってしまいます・・・
しかし今では運動ばかりしている体重56kgの体脂肪率11%
もしタイムマシンがあって、少年時代や青春時代の自分に
今のオイラが会いにいける事があったらなーと思います。
そしてこう教えてあげたい
「オマエが運動音痴なんてのはコンプレックスが作り上げた幻想なんだよ!20年後のお前は同級生や同世代の同僚とは比べ物にならない運動能力を身につけるんだよ!」
もしオイラが肉体的なピークである10〜20代に運動をしていたら
今はもっと凄かったろうな、なんでもっと早く始めなかったんだろう・・・
と悔やまれます。
そしてスポーツにとって背が低いという事はハンデにしかならない
っていうのも単なる思い込みでした。
背が低い方が有利なスポーツがあるんです。
それはBreakin'
腕でカラダを上げるにはカラダは小さく軽い方が有利なのは当然として
回転技も、回転半径が小さければ小さい程
早く回る事が出来るんです。
背の高いBreakerは一生懸命カラダを折り畳み
回転半径を小さくして回ります。
器械体操選手もみんな背が低いです。
身長が156cmしかない岡村隆史がBreakin'の名手なのは有名だもんね。
今の自分は、かつての自分の想像の範囲を超えた姿です。
かつての自分が想像していた未来の自分の姿は
磯野波平みたいになってるだろうなー・・・
だったんですよね。
実際に波平みたいになった同級生も居るしね・・・
今でもコンプレックスは消えずに心に残っているので
時々、混乱します。
タイムマシンに乗って過去の自分に会いにいくのは不可能なので
代わりにセガレに伝えていきたいと思います。
#医療機器研修会 #言語伝達装置 #意思伝達装置
7 時間前