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2010年12月5日日曜日

ステロイドについて

ステロイドといってもスポーツ選手のドーピングで有名な
禁止薬物のアナボリック・ステロイドの事ではなく
アトピー性アレルギーで使用される治療薬の
副腎皮質ホルモンの事です。

オイラは幼少期にアトピー性アレルギーに悩まされ
ステロイドとは長い付き合いです。
子供は純粋でもありますが残酷でもあります。
アトピー性アレルギーの皮膚は
子供の世界では嘲笑の対象となり
象の肌だとバカにされ。よく泣かされて帰ってきました。

幸いオイラの場合はオトナになってかなり症状が軽くなり
顔の様なわかりやすい場所にはあまり出なくなりました。
31歳の時に一回だけ顔全面に出てしまい
眉毛も無くなってしまった時期もありましたが
今では足にしか出ないのでジムで会う人以外は
ほとんどアトピーが出ている事は知らないと思います。

しかし一年前に右足首靭帯を伸ばしてしまい
固定していた際にかぶれてしまったので
右足首にアトピーが出てしまいました。
可能な限りステロイドに頼らず治そうと
非ステロイドの保湿剤だけで頑張ってきましたが
最近特に悪化してきて、イントラさんから
火傷のケロイドなのか?と驚かれたりするようになったので
観念してステロイドを処方してもらいました。

今回処方されたのはマイザー
かなり強いステロイドです。
通常はリンデロンが処方される事が多いのですが
今回のはさすがにひどかったのでしょう。

オイラがステロイドによる治療をギリギリまで我慢し
拒むのには理由があります。
ステロイドには倍返しと言う罠があります。

今回のマイザーも処方された翌日には
ほとんど通常の皮膚に見えるほど治癒し
ステロイドの凄さを思い知りました。
問題はここから、ステロイドの治療をやめた瞬間
以前の倍悪化するという事が良くあります。
俗に言うステロイドの倍返しです。

そもそもアトピー性アレルギーは
体内から正常に副腎皮質ホルモンが分泌されない為
皮膚に異常が起こる訳ですが
ステロイドで副腎皮質ホルモンが補完されると
カラダは副腎皮質ホルモンの分泌は不要だと判断し
更に体内から正常に副腎皮質ホルモンが分泌されなくなり
断薬した瞬間に以前より悪化するのが恐ろしいのです。

そうなると最後、さらに強いステロイドで治す事になり
断薬できないスパイラルに陥ってしまうのです。

そんな訳で今回処方されたマイザーとの付き合い方には
細心の注意が必要なんです。

オイラが食事に細心の注意を払う理由は
こんな事にもあるんです。
セガレにアトピーが遺伝しなかった時は
ほっと胸をなでおろしました。
でもセガレが口にする食べ物には細心の注意を払い与えたいんです。
そういえば今年も我が家では
そろそろ自家製の味噌と醤油の仕込みの時期なんです。