横浜開港記念日

横浜市では今日は横浜開校記念日
学校関係はお休みなのでセガレもお休み
そんな訳でオイラも有休を取りましたが
横浜市内は横浜開港祭でドコもごった返してるので
逆転の発想で埼玉に行きました。行き先は鉄道博物館。

しかし世間的には平日なので神奈川県から東京都を車で通過し埼玉に入るのは
なかなか大変かと思いきや・・・
池尻ジャンクションが開通していたんだった！
これは便利。しかしそれでもそれなりに混んでたけどね・・・

鉄道博物館に来るのは2回目
前に来たときはセガレは4歳だったけど
7歳になったセガレは結構前に来たときの事を覚えていた。
セガレ大喜びのお出掛けでよかったー。

家に帰るとオーケストラ・リュミエール第25回定期演奏会の楽譜が届いていた。
ざっと見てみたら、シューベルト「ロザムンデ」序曲のほうはまあよかったが
ドヴォルザーク交響曲第7番の楽譜が凄かった
こりゃ真っ黒な楽譜だ・・・
しかも五線譜の上に線が更に5本足されているので
超高音域でのヒステリックな演奏が続く
特に第一楽章は壮絶だ・・・

こりゃ頑張んなきゃな

スキップ広場の少年

WTBくんジャムのない水曜日、オイラが向かったのは・・・
港北センター南駅前のスキップ広場
16歳の少年、ミキヤくんと二人でストリート練習してきました。

ミキヤくんとの出会いは1ヶ月ぐらい前
オイラが港北の体育館練習に向かうとき
練習前の夕食を食べにセンター南駅前を通りかかった時のこと
スキップ広場で外部スピーカーを繋いだiPodから音を出し
一人黙々と踊ってる少年が居た。
昔のオイラならそんな少年見ても何とも思わなかっただろう・・・
でも今のオイラには、たった一人でBreakin'をする事の辛さ、大変さが
心に痛すぎるほどよくわかるのだ・・・

何から始めればよいかわからない
何が正解なのかわからない
五里霧中
それでも何もしないで停滞するのが怖いのだ。

たまたま見かけたその少年がオイラにはどうしても気になって仕方なかったのだ。
だから甘栗太郎なんだよな・・・

「Breakin'やってるの？」と声を掛け、ちょろっと持ち技を披露してみせた。
少年はたいそう驚いたみたいだ。だってストリートで踊ってると
たいてい話しかけてくる人は、「目障りだからドコか別のトコに行け！」とか
そんな類ばかりだ。

少年の目はみるみる輝いてきた。いつも一人で練習してるんだそうだ。
月に一度ぐらいスクールに行くらしいけど
16歳の少年にとってレッスン費用は高すぎる。
だから結局一人で練習せざるをえない。
まだ始めて3ヶ月という事だった。
それにしてはかなりうまいと思った。
オイラの3ヶ月目といえばチェアしか出来なかった・・・

「じゃあ今度一緒に練習しようぜ、オイラもほとんど一人で練習してるからさ」
連絡先を交換してその場は別れてオイラは夕食後に体育館練習に向かった。

今日はそんな彼との約束を果たすには絶好の日だった。
仕事はプロジェクトが無事リリースできたし
今まで行ってたジャム枠は無くなって、新しい枠を探してる時期だし
ちょっと雨が気になったけど、なんとか練習できそうな感じだった。

21:00にスキップ広場に着くとミキヤ少年は先に着いていた。
約束が果たせた。ガッチリ握手して練習開始。
スタイルのミキヤ少年と、パワームーブのオイラ
同じBreakin'でも二人の踊りはあまりに別モノだ。
このあたりがBreakin'の面白いところ。
お互いの持ち技を教えあう。二人の持ち技は面白いほど共通点がない。

二人が踊る後ろを通行人たちが通りすぎていく。
仕事帰りのお父さん達だ。でも彼らの軽蔑にも似た視線も全く気にならなくなっていく。
ストリートでの練習でもっとも磨かれるのはメンタルだという。
踊りに理解がない人、敵意すら抱いてるであろう人の前で踊る事って
そんなのへっちゃらだぜっていう強いメンタルがないと出来ない。
でもBreakin'って結局はストリートダンスなんだ。

楽しい時間はあっという間に過ぎていき
16歳の少年を家に帰さないとイケナイ時間になった。
帰りにオイラのバイクを見たミキヤ少年は
更に目を輝かせた。そりゃそうだよね。
16歳の少年にバイク見せたらそうなるよね・・・

ミキヤ少年に「この近くの体育館で練習してるんだ。今度おいでよ。凄い人がたくさん居るぜ！O-HASHIさん知ってるだろ？」
と伝えたら少年は舞い上がってた。そりゃそうだ。
オイラだって未だに舞い上がってる。

港北センター南からの帰り道、服が汗でビショビショになったままだったから
通りみちのABD店にチェックインして風呂だけ入った。
ABD店は1:00閉店だから0:00チェックインでもゆっくり風呂に入れる。
風呂だけでチェックインしたのは初めてだなぁ・・・