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2011年7月17日日曜日

ありがとう

オーケストラ・リュミエール第25回定期演奏会
シューベルト:「ロザムンデ」序曲
ドヴォルザーク:交響曲第7番

ようやく本番終了、ドヴォルザークと戦った地獄の一ヶ月がようやく終わりました。
結局昨夜は2時間しか寝ないで悪あがき練習し本番に向かいました。
悔いが残らなかった、と言えば嘘になります。
やはり交響曲を一ヶ月で仕上げるというのは無謀な挑戦でした。
演奏時間が60分近い演目の音数を全て覚えるのには時間が足りませんでした。
なんとか形にはなりましたが、3ヶ月ぐらい時間が欲しかったです。
まあこれは震災の影響なので仕方ないのですけど・・・
指揮者の小林先生は素晴らしかったです。一ヶ月でここまで仕上げたのは
小林先生の手腕によるものが多いです。指揮者のチカラって凄いんだよ!

今日会場に居らしてくれた方。本当にありがとうございました。
グリーンホールのステージに上がって、ほぼ満席だった客席を見たとき
感動が津波のように襲ってきました。
ジャムメンバーもたくさん来てくれたし、ピアノの鬼神マリちゃんも来てくれたし
昔の職場の仲間も来てくれた。
演奏で皆を感動させなきゃいけないのに
感動をもらったのはオイラの方でした。
こんなにプレゼントまで頂いちゃいました。


ドヴォルザークと戦った地獄の一ヶ月
もう聞くのも嫌だと思ってたのに、演奏が終わったら
なんて素晴らしい曲なんだと改めて感動
そして明日からはもうこの曲と戦う事もないのかと思うと
物凄い寂しい気持ちになりました。
またいつかこの曲をやるチャンスがあるといいな・・・

今日、本番が終わって帰るときロビーで待っていたセガレが号泣していました。
泣いている理由を聞いたら
「一ヶ月間ぱぱが頑張ってたから一緒に遊んでって言えなくてずっと我慢してたんだよ」
って言ってて、もうそれがショックで・・・

でもオイラはセガレに努力することで人間が成長する様子を
リアルタイムで見せて学んで欲しかったから今回の無謀な挑戦をしたんだけど
そのことでセガレは寂しくツラい思いをしたんだね。
オイラのチャレンジを家族が支えてくれていたことを
オイラの方が学ぶ事になったよ・・・

徹夜覚悟

オーケストラ・リュミエール第25回定期演奏会
日時:2011年7月17日(日)14時開演
会場:グリーンホール相模大野 大ホール
指揮:小林 幸人
曲目:シューベルト:「ロザムンデ」序曲、モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番(独奏:武田章寛)
ドヴォルザーク:交響曲第7番
オイラはモーツァルトは不参加です。
入場料 : 全席自由 800円 ※60歳以上、18歳以下の方は無料です。無料招待状を持参いただければ2名まで無料です。

今日の昼間に部屋にこもって練習してたら
セガレが突然やってきてオイラの部屋に張り紙をして去っていった。


「3じはんまで」と書いてある。オイラが家を出るのが16:00だから
15:30までしっかり練習しろという意味だ。
セガレなりにオイラが練習してる姿を見て
遊んで欲しいのを我慢して応援してくれてるんだ。

で、ゲネプロ行ってきました。


会場で会った妹との会話

妹 「コラー!なにやってんだ!モヒカンじゃないかー!」
オイラ 「明日はフォーマルだから長髪はマズいと思って・・・」
妹 「短いからモヒカンがバレバレじゃないか!」
オイラ 「モヒカンなの忘れて短くしたらモヒカン丸見えになっちゃったんだよ・・・」
妹 「遠くから見たらヅラがズレてる人かと思って思わず目を逸らしちゃったじゃやないか!」
オイラ 「それでも長髪よりはフォーマル似合うんじゃないか?」
妹 「葉加瀬太郎の出現以来ヴァイオリンは長髪OKなんだよ。モヒカンの時代はまだだな」

昼に7時間練習して夜に4時間合奏。さすがに疲れたけど
今夜はこれから徹夜覚悟です。朝まで練習します。

理由は、本番前日ってどうせ興奮して寝られないのわかってるし
舞台に上がるときにアガらない最大の秘訣は
徹底的に不安材料を無くす事
コレに尽きます。
毎月ステージでスポットライトを浴びていた20代に覚えた事です。

不安材料が少しでもあるとそれが原因になってアガるんです。
得意な事、半分居眠りしながらでも出来るような事だったらアガらないんです。
悪あがきとわかってても前日に思いっきりやっておけば
自分に納得がいってアガらないもんです。

あと14時間後にはステージの上なんですね。
ベストを尽くします。