ボディジャムコトハジメ 1

オイラがジャムを始めたのは
意外に遅くBJ#45の新曲期だった
というのは前に書いたけど
今では当たり前になってるジャムカルチャーでも
その当時の驚きって言ったら・・・

当時オイラはコンバットとアタックは出ていたので
レッスンでは1曲で1トラックになっていて
パワートラックやクールダウントラックみたいにパターン化していて
曲間に水分補給という作法が当たり前だと思ってたんだけど
ジャムだと複数曲で1トラックになってるし
トラック数すらナンバーごとに違うし
曲の途中に水分補給があったりしてかなり驚いた

でも一番驚いたのは
トラック内で4小節ぐらいの単位のコリオを
徐々に8小節、16小節、32小節と繋げていって
積み重ねて行きながら一つのトラックを完成させていく
という作業には大変驚いた
最初は4小節の動きをやって、次は当然
左右逆にして同じ4小節だろ？って思ってたら
逆の動きをしないまま次の動きへ
どんどんコリオパターンが長くなっていって
遂には左右逆はやらずに終わってしまい
運動として左右非対称って何よ！
ってたいそう驚いた。
なにしろデビュー曲のBJ#45
カーディオトラック1のバタフライジャンプなんか
左右逆だと全く出来ないよ！

でも動きを積み重ねていく楽しさにはすっかりノックアウトされたんだよね。
デビュー曲のBJ#45のカーディオトラック2は
今やっても当時の感動が蘇ってくる
積み重ねの醍醐味が堪能できる名曲ですよ。

カーディオトラック2は1曲目はジャングルビートで野生的なんですね
2曲目は新しい動きの積み重ね分が足されます
かなり激しいハウスタップです。
曲調はここでテクノっぽく都会的且つ未来的になるんですよ
1曲目で出てきた動きは野生的であったはずなのに
同じ動きでもここで大分イメージが変わります。
3曲目では1曲目と2曲目の動きに更に新しい動きが加わります。
女性ボーカルに合わせてしなやかに流れるような動きです。
4曲目で全ての動きが繋がります。
これも女性ボーカルのしなやかに流れるような曲調です
当然1曲目のジャングルダンスも出てくるんですが
全く違う曲調なのでかなり雰囲気が変わります。

なに！この楽しさ！
この体験が無かったら今頃オイラはジャムをやっていないだろうな・・・

つづく