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2011年2月24日木曜日

スキルの漸近線

仕事でも勉強でも運動でも何でもそうだけど
スキルを身につけて行く時って、始めた最初の頃はドンドン上達するけど
そのうち上達ペースが遅くなって来て
そのうち維持するのがやっと・・・
みたいに感じる事ありません?

オイラ的には正直ヴァイオリンは、もういくら練習しても
維持がやっとで上達してる感覚はあまりありません。
でも幼稚園から小学校の時期はもの凄い上達だった気がします。

いまやっている運動関連にも同じ事を感じます。
例えばウェイトトレーニングなんか最初の3ヶ月とかは
ドンドン錘が増やせますけど
そのうち全く増えなくなり1年ぐらい同じ錘で
辞めちゃうとたちまち維持が出来なくなりません?

そんな感覚を空想科学読本的な切り口で
シミュレートしてみる事にしました。

1のスキルを持った人が、毎日1のスキルを身につけて行くと仮定します。
今日1だったら明日は2、あさっては3、一週間後には7のスキルです。
普通に考えたらコレこれって右肩上がりで
うらやましいぐらいの凄い上達ですよね。

でもこの人は今の自分は昨日の自分と比較してどうなの?って考えます。
2日目の自分は初日に比べて2倍の上達をしていますね。(2÷1)
3日目の自分は2日目に比べて1.5倍の上達をしています。(3÷2)
あれ?101日目の自分は100日目に比べて1.01倍しか上達していない!(101÷100)

わかりやすいようにグラフにしてみました。


どうです?100日目にはグラフはほとんど横ばいですね・・・

この上達が伸び悩む感覚をオイラはスキルの漸近線理論と呼んでみました。
でも実際にはスキルは一つ一つ積み上がってるんです。

ちなみにこのグラフの曲線の接線の傾き(変化率)を求めるのが高校の数学の微分です。
接線の傾き(変化率)は日数が経つ程に限りなく水平に近づいて行きます。
感覚的には日常的に感じている事なのですが
数学になるととたんにわかりにくくなりますね。

あ、ちなみにスキルの漸近線理論なんてものは
実際には存在しませんから
「そんないい加減な理論提唱しやがって!」なんて真に受けないでくださいね。

コレはただの数字遊びをしてみただけです。
オイラは理系男子なので
頑張れば達成出来る!みたいな精神論的な考え方より
こういうモノの考え方をするのが楽しいです。

2 件のコメント:

  1. ただいま伸び悩み中のおいらです。
    おいらもランニングしながら考えることがあります。
    走っているときは暇だから・・・
    右に伸びる時間軸、上に伸びるしんどい度
    たしかに点で考えると、時間2倍になったらしんどい度は2倍?
    いや、しんどい度は△の面積分しんどいから、2乗、3乗に違いない・・・と(しょーもないですよね?

    維持するっていうのがすごいことかと・・・思うようにします(にゃははっ

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  2. ははは、しんどいの二乗!面白いですね。
    ちなみに面積を求めるのが高校の数学の積分ですね。

    いやホント、日々伸び悩みと格闘中ですけど
    確実に上達してるもんですよ!

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