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2010年12月31日金曜日

男の寒仕込み 味噌造り

手造り味噌の仕込みが終わりました。
せっかくなので作り方を

材料(5kg分)
大豆 920g
米麹 2.3kg
塩 450g
粉辛子 15g

1. 下準備
大豆は前日から3~4倍の水漬けて戻しておきます。
麹と米を混ぜておきます。コレを塩きり麹といいます。

2. 大豆を茹でます
大豆が水に浸るぐらいの量で茹でますが
普通の鍋だと4~5時間ほどかけて水を足しながら茹でます。
これだと気が遠くなるので圧力鍋を使います。
充分に加圧されたら20分過熱します。
茹で終わったら圧力が下がるまで自然冷却です。


3. 大豆を潰します
充分に減圧したら温度が下がらない熱々のうちに
鍋から取り出し大豆を潰します。
鍋から上げる時に水切りをしっかりやり過ぎると
固くてつぶすのが大変なので
少々、茹で汁が残るぐらいでも大丈夫です。
潰す時はポテトマッシャーを使って
大きめのボウルで潰していきます。
温度が下がると固くなるので大変です。
熱いうちに手早く!


きっちり潰すと舌触りの滑らかな味噌に
粗目に潰すと粒感の残った味噌に
ドチラも違った美味しさなのでお好みで
味噌汁には滑らかが良いけど
調理用には粗目がオイシイです。

4. 塩きり麹と混ぜます
潰した大豆が体温ぐらいまで温度が下がったら
塩きり麹と混ぜます。熱いと麹が死んでしまいます。
冷めすぎると大豆がかたくなり混ぜるのが大変です。
しっかり混ざらないと発酵が均等に進まないので
しっかり混ぜましょう。


5. 壺に詰めていきます
大豆と塩きり麹が混ざったら壺に詰めていきます。
ハンバーグを作る要領で空気を出来るだけ抜くようにしてください。
壺の底に叩きつけるように入れていき
有る程度埋まったら、BODYCOMBAT仕込みのジャブクロスを打ちこんで
空気を抜いていきます。


6. 振り塩をします
カビ防止のために大豆の表面に振り塩をします。
焼酎でも大丈夫です。
今年は減塩に挑戦するので少なめにしましたが
通常は表面が塩で埋まるぐらいやってます。


6. 空気を遮断します
まずは落とし蓋で重しをします


落とし蓋の上に小皿を置き、粉辛子を盛ります。腐敗防止です。


続いてラップをして空気を遮断します。


最後に蓋をします


これで全行程終了です。あとは待つだけ。
空気に触れさせないのがポイントなので
蓋をあけて覗きたくなる気持ちは抑えましょう。

1~2ヶ月で白味噌になります。
半年~一年で赤味噌になります。
二年経つと八丁味噌みたいに黒い味噌になります。
ドレも違った美味しさなのですよー。

あとこのレシピだと麹がかなり多めです。
この方が失敗は少ないですが
通常は大豆と麹と塩の配分は
2:2:1 ぐらいらしいです。

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